菅田くん大好きなひかりんの日記

菅田くんが大好きなひかりんです。普段はTwitter界隈に生息。長文で語りたい時にこちらに気まぐれに来ます。菅田君以外も語る事があるかもしれません。

タロウのバカ・・・の感想の前に前置きとその後感想

先日『タロウのバカ』のBlu-rayを購入した。

みんなの反応を見てからにしようかと思ってはいた。

勿論色々オススメはされていたけど、自分なりに時期を見ていた・・・とは思う。

 

まず・・・最初に。。。

私はYOSHIが嫌いだった。苦手・・・という感情を通り越してた。

とにかく生意気なのが嫌で『将暉』と呼んでいることが嫌。

菅田くんがそこを容認してるのも嫌で。

彼を褒めていたことで菅田くんがちょっと悪く言われているのも嫌だった。

これを今書く事が出来ているのは、私がYOSHIに対してイメージが変わったからだろうな。

記事を読んだ事がきっかけ。ほんの小さな事のようで。

大きな事。人を好きとか嫌いって当たり前にある感情で。

無理に好きになろうとも思わなかったし、いくら菅田くんの作品でもこの作品だけは観てみようとは思えなかった。

 

でも記事を読んだことでYOSHIに対する気持ちが変わった時、別垢の推しを思った。

2人いるから敢えて名前を出すと赤◯仁。←少し伏せた(笑)

彼は元々J事務所でグループとしてデビュー。その前からあの世代はものスゴイ人気で

彼がいたグループも勢いが凄かった。ファンも多かった。

でもデビュー半年で留学したこと、半年で帰って来たこと。

その事だけでも賛否両論、非難轟々。まあ仕方ない。他のメンバーとそのファンにしてみれば

『ふざけんな』と思うかも。その後3年間グループで活動、結果脱退。脱退前の頃は表情も無表情になり、態度もファンの私ですら『は?💢』と思うこともあったから。

脱退の前の年は一気にファンが離れた年でもあって、魔の○○◯←地名 と呼ばれたほど。

多分今でも忘れてないファンは多い。ムカつくことも多い。菅田くんの態度を見ると大人だなと思うし、彼が子供だったんだと思う。そこは否定しない。

でもね・・・私はその公演を観ていない。観ていない公演を、ひどいでしょ?と言われたところで。私はなんとも言えない。同意を求められてるのはわかった。ひどくない?と言われ。彼女たちは彼のファンを降りた。でも私は嫌いになんかなれなかった。本当ならひどい、ムカつく。でも観てない。その一言に尽きる。彼女達が観たことは彼女達にとって怒りが収まらないこと。観ていないことに対して批判的なことを言いたくないと、その時思った。

彼女達の感想は彼女達のもので私の気持ちとは違う。怒りでいっぱいの意見というフィルターをかけて彼を観たくないと、自分のこの眼で見てこの耳で聞いたもの、感じたものが自分の気持ち。その気持ちで発信しようと。嘘はつかない彼の言葉を信じようと。そこから周りの意見には惑わされないように。。。そこから約10年彼の発信する言葉だけを信じて彼について来た。当たり前だけど彼もあれから経験して大人に、そして優しくなった。彼を応援して来てよかったと思ってる。

 

なのに・・・YOSHIに対して自分はどうなんだろう?確かにこの耳で聞いた生意気な口の聞き方。確かにそうなんだけど、私が見てるYOSHIってほんのほんの少しだけ。そこだけを見て判断してる私って、赤◯仁の事をずっと応援して来た自分と一緒じゃないみたいでなんだか嫌になる。その一部分だけを見てこの映画を観ないのはダメだと思ってしまった。そう思ってしまえば。。。もう心は決まる(笑)買おうと。決心。あとは時期だけ。ということで数日前に購入したのでした。あ、嫌いではなくなったけど好きかと聞かれたら好きな方には入らないかも。そこはごめんなさい。それにYOSHIじゃなくても嫌いな人はいるから普通に(笑)そこはね、誰にでもあると思うしね。

 

前置き長いな・・・タロウのバカの感想を観たくてここに来てくれて方ごめんなさい。

 

ここから。まず、いい映画か?という括りはしたくはない。好きか嫌いで言えばこういうハッキリしない映画意外と好きなんだよね。

どう思う?どう感じた?とこちらに投げてくる映画。好きだ。話してみると人によって捉え方が違うのが面白い、あ〜そういう捉え方もあるのかと。人それぞれの感じ方だと。私も今まで何本かそういう映画を観てその後友達と語ったりする。同じように感じたり、違う感じ方だったり。で、この映画もそんな感じ。

で、考えさせられる。。。結末は衝撃的だ。観る前には想像もしてない結末に驚いた。そんな結末って・・・と言葉を失う。でもこの3人って育って来た環境も、今の環境も違くてでも一緒にいる。友達。。。なんだろう、多分。不思議な関係だとは思うのよね。でもお互いの色々抱えてる問題?もありつつ。3人でいるときはただ笑ってバカ騒ぎ。喧嘩したり。プールに飛はび込んだり・・・高校生の普通の日常がある。でもそうじゃない部分が描かれてる。タロウの境遇、ピストルなんてその典型。でも全体的に・・・なんだろう。リアルなんだよね妙に。目的もなくただ、あんな風にいること、部活で挫折して自堕落でいること。フィクションのようでその辺りに転がっててもおかしくない事案。あ〜リアルだなと思ったのは、エージがボコボコに殴られているところを通行人がスマホで撮影。今の時代ならよく観る光景だろうな。あれでいいのだろうか・・・良いわけがない。あのシーンに限らず、自分たちが見て見ぬふりをしていることってかなり多いんじゃないだろうか。そういう事を問いかけてくる映画なんじゃないか。そう思った。良いわけがない、、、でもどうしても目を伏せてしまう人が多いからなくならない事でもあるんじゃないだろうか。その結果が結末に繋がってるくる。悲しい、悲しすぎる。こんな結末ってと言葉を失ってしまう。タロウはその中で一筋の光を見付ける事が出来たとしたら、あの結末の中でも救いだったんじゃないかと思う。このあとタロウはどうしたんだろう?でも救いはあるとそう思ってる。1回じゃわからん(笑)なんども見て自分の中に落とさなきゃいけない作品だな。

 

メイキングも見るべき作品だ、これも。あゝ荒野に続いて2本目。全体を通してみて思ったのはYOSHIが菅田くんと太賀とこの映画の監督とスタッフに囲まれて仕事を出来て本当に良かったなと思った。責任がある・・・そう言っていたよね、生かすも殺すも俺と太賀次第。ある意味育てる責任。あの中で短い時間ではあったと思うけどYOSHIが顔が変わった。良い感じに放任な部分と絞める部分。菅田くんと太賀での役割分担。他の環境の中に放り込まれていたら、きっとYOSHIは死んでしまったんじゃないかと思う。それって魅力がなくなることでもあるような。。。そこを菅田くんと太賀は伸ばして行こうという風にしたんじゃないか?と。

泣いてしまったよ私、泣く演技に苦労してるYOSHIにそっと寄り添って語りかける。。。何を語りかけたんだろう、2人にしかわからないけど。舞台挨拶のYOSHIは相変わらずタメ口で生意気に見える。でも、なんか違って見えたような気もする。顔が違う。どこがどう?と聞かれると言葉にするのは難しいけど。そう思った。監督曰く菅田将暉は誰よりも汗をかく・・・相変わらずスゴイ人だ、だから惹かれる。

 

3人が走りだす、あのシーンが好きだ。あのシーンが3人を象徴してる気がきて。

あの3人の関係性は、言葉にしなくてもあんな風に一緒にいる事なんじゃ?ただそれだけで、そこが全てだったんだろうか?そう思うといいシーンで、悲しいシーンにも見えてくる。

 

乱文で読みにくく。いらない情報もあるかと

思いますが、そこはYOSHIを語る部分として入れたかった部分なのですみません。